【倉敷】美観地区の超穴場、音楽に向き合える「音楽図書館」へ
- 倉敷そだち
- 2020年1月27日
- 読了時間: 3分
音楽聴くのは好きですか?どんな時に音楽を聴きますか?何かをしながら、お気に入りの場所でただただ音楽を聴く、映像も観たいからYouTubeで。いろんな聴き方がありますよね。倉敷そだちはもっぱら何かをしながらの「ながら派」。そんな音楽オンリーで聴くことがほとんどない倉敷そだちが音楽にだけ集中したくなる場所へ行ってきました♪
美観地区の中心にある超穴場な「音楽図書館」
今回紹介する場所は「音楽図書館」。なんと観光地倉敷美観地区のほとんど真ん中にある施設です。
みなさん、どこにあるかご存知ですか?
音楽図書館は倉敷公民館のなかにあります!
公民館自体は何度も見たことがあるけど、音楽図書館の存在は知らなかった…!
倉敷美観地区によく行く方でもそう思っているのではないでしょうか。
レトロな内装の倉敷公民館。建築家、浦辺鎮太郎(うらべしずたろう)設計です。
さぁ、3階まであがりましょう。
最上階3階に着くと、音楽図書館への扉が。掲示の文字もどことなくレトロ。
類を見ない図書館
す、すごい…!
ふつうの図書館とはまったく違います。本棚の本はすべて音楽に関する書籍や雑誌など。大原家コレクションの本もありました。
この音楽図書館は故大原總一郎氏の多額の寄付金で設立されたそうです。倉敷の歴史において欠くことができない大原家は音楽面にも力を入れていたのですね!
こちらは總一郎氏が生前愛用していた蓄音機ビクトローラー・8-60。当時、最高級のモデルで家が一軒建つほどの高級品だったそうですよ。うわぁ。
音楽図書館の利用方法
さて、音楽図書館の利用について紹介しますね。
聴きたい曲をこちらのパソコンで検索します。選んだ曲をパソコン横にある用紙に書いて、図書館係員さんへ渡します。
CDやレコード、SPなどが所蔵されているところです。利用者は立ち入り禁止エリア。係員さんがここで選んだ曲をかけてくれます。
指定のチャンネルに合わせてヘッドホンを装着。
なにこれっ!生演奏を聴いているみたい!!
スマホの付属イヤホンしか使ったことがないので、美しい音色に目を見開いてしまいました。(誰にも見られなくてよかった!)
いつもだったら何かをしながら音楽を聴くのに、この音は違いました。
何もせず、音だけを聴きたい!
そう思える臨場感あふれる音でした。真横で演奏しているみたい。
窓からは倉敷の町並みがちらりと見えます。あぁ、贅沢。
CDなどの音楽は著作権の関係上、借りられませんが書籍は借りられますよ。1人2冊まで貸し出しできます。
楽譜は貸し出しできず、閲覧のみです。
音楽と向き合いに、旅の休憩に
いかがでしたか。倉敷美観地区にこんなにすてきな施設があるなんて!音楽好きの方はもちろん、ちょっと歩き疲れた観光客の方も休憩に訪れてみてはいかがでしょうか。図書館とあって、無料なので気になったらぜひ行ってみてくださいね。極上の音色と倉敷の景色、至福の時間をお過ごしください♪
音楽図書館
住所:岡山県倉敷市本町2-21
TEL:086-423-2135
休館日:月曜日、最終金曜日、その他HPを要確認
開館時間:9:00〜17:00
アクセス:【公共交通機関】JR倉敷駅より徒歩約15分、【車】山陽自動車道倉敷ICより約15分
駐車場:20台
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