【モモとブドウのくらしきディナー】
- 倉敷そだち
- 2020年8月21日
- 読了時間: 4分
お久しぶりです。
もはや桃を食べないと夏を感じない、桃の産地育ちの倉敷そだちです。
もう数えられないほど桃やぶどうを食べていますが、ずっと”そのまま”で食べていました。
もしくはケーキなどのスイーツとしていただくことがありました。
甘いものは甘く。
しかし!桃とぶどうの楽しみ方って甘いだけじゃないんです!
意外や意外。料理にも合うんです!
それを教えてくれたのは「モブくらしき」というイベントです。
倉敷市内10店舗で桃とぶどうを使った創作料理を提供しています。
ということで参加店舗のひとつに行ってきました!
さて、どんな料理があるのでしょうか?
ご紹介しまーす♪

訪れたのは倉敷美観地区のはずれにある「キャンドル卓 渡邉邸」。
店名のとおり、キャンドルの灯るお店です。
古民家レストランでキャンドルの明かりのもとでディナーをいただきます。

一品目は前菜から。
脂ののったノルウェーサーモンにココナッツがかけてあります。
ソースにはクリームチーズもあって、すだちもかかっています。
すだちとチーズの酸味とココナッツの独特な風味と砂糖の甘み、そしてマスカットの爽やかな甘み。
ピリッとしたケイパーもアクセント。
さまざまな味覚が口の中で広がります。
ケンカしないのが不思議。

驚くほどサッパリした料理でした。
夏バテしたひとでもこれならいくらでも食べられるんじゃないだろうか。
ワインで煮ているらしいけれどワインというよりビネガーのように感じました。
和食で例えるなら酢の物かな?
いやそこまではすっぱくないけど。
クルミも入っていて食感も楽しい夏にぴったりメニュー。

バジルも夏が旬ですよね。
キャンドル卓のスープは毎回人生初の味に出会うんだけど今回もそうでした。
バジルだからニンニクが効いてるバジリコパスタの味を勝手に想像して口に運んだら…
あ、甘い…!!
想像のはるか上をいってました。
スプーンですくう場所によってオリーブオイルの風味が強かったり、桃の甘みがふわぁ~ときたり。
あえて混ぜずに、味の変化を楽しむ遊び心があるスープなんだろうね。

旬の魚が何だったか覚えていない痛恨のミス。
さらに失礼な話、魚よりソースの味がかなり印象的でした。
「スープにして飲みたい!」
本気で思いました。
パンを残しててよかった!ひたひたに吸わせていただきました笑
マッシュルームが濃縮されているソースで、マスカットの甘みが加わってさらに複雑な味に。

鴨のもも肉がどーんとやってきました。
キャンドル卓さんのすごいところはソースも全く違うんです。
作るのにどれくらい時間がかかるんだろう…想像すらできません。
じっくりと煮込まれたと思われる大きなお肉はナイフを通せばホロホロと骨からはがれます。
熱を入れて甘みがぐっと増した桃といただきました。

バニラアイスがあっさりと感じるほど甘さが強い、味わい深いソースでした。
何に例えていいのやら、キャラメルでもないしなぁ。
マスカルポーネと一緒にいただくとまろやかに。
料理もさることながらデザートにも毎回驚かされます。

さいごは「消えるわらび餅」で〆。
本当に消えます。(多くは語らず)
わらび餅を除いてすべてに桃かぶどうが使われている贅沢コースでした。
まさかスイーツ以外で桃とぶどうを食べるなんて!
さらに料理にも合うなんて!
新たな桃とぶどうの世界に出会いたい方はぜひ!食べてみてくださいね♪
キャンドル卓 渡邉邸
住所:岡山県倉敷市中央2丁目5-19
TEL:086-435-3930
営業時間:11:30~14:00、18:00~22:00
定休日:月・火曜日(祝日は営業、振替休日あり)
アクセス:JR倉敷駅より徒歩約12分
支払い:現金、クレジットカード、PayPay
駐車場:なし
モモとブドウのくらしきディナー(モブくらしき)参加店
・キャンドル卓 渡邉邸
・pizzeria CONO FORESTA
・トラットリア自家製蕎麦 武野屋
・72CAFE
・倉敷ロイヤルアートホテル 日本料理「倉敷」
・倉敷ロイヤルアートホテル レストラン「八間蔵」
・RIVA
・倉敷アイビースクエア レストラン蔦
・ペーシェルーナ
・倉敷国際ホテル レストラン ウイステリア
HP:http://mobu-kurashiki.net/
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